コードギアス~作品としての総括。など、「ガンダムSEED DESTINY」のアスランをメインに、独自に血液型考察もやってる管理者が語る、煩悩と妥協まじりのフリートーク♪

コードギアス~作品としての総括。

その後大幅に改訂 10/14 11:30
とにかく、いろんな意味で刺激的で、とても面白かった作品であることは
違いないですね。

2転3転しまくりで、まったく先の読めないストーリィ展開。
卓越したデザイン性と独特の華を備えた魅力的なキャラクター。
スピードと迫力あるロボットアクション。
作画レベルもTV作品としては、これ以上ない程の水準でしたし。

先だって最終話の感想を書いているうちに辿り着いた総論みたいなものを
改めてまとめてみました。≪↓↓↓≫
基本はやっぱり日本人ウケ狙いの「ピカレスク・ロマン(悪漢小説)」という
位置付けだったんだなということで。

初めのうちは、妹ナナリーの為、
後の方では、世界の明日の為に悪の仮面を被り続けた。

それもやり方が正しくなかったせいで、因果応報でユーフェミアや
シャーリィなど、せっかくわかりあえた大事な人の死を招き寄せ
たりしてるし。

また一方で、相互理解できうる要素が充分にあったはずなのに、
ナナリーやカレンとも相当にすれ違っています。

最後は、これ以上ないくらい損な役回りを一身に引き受け、
「男は辛くとも黙って、己れの信念を貫き、殉じる」といった
「A型の多い日本人が一番好む悲劇のスタイル」に仕上げ、
幕を引いている。

これは、たいむさんのところでも書かせてもらったけれど、
けっして己れの献身をひけらかしたり、恩を売ることなく、世界中から
永久に憎まれ、非難されても、ひたすら黙して語らないままで死んで
いけるあたりがいかにもA型的だな~と。

あれがO型なら、ずっと誤解されたままはキツイので、せめてナナリー
だけでもこっそり真実を綴った手紙でも遺して、何年か後にでも読んで
もらえるようにしておくのが妥当かな・・とか。(苦笑)


あと、もう一つ。悪の仮面を被りながらも、随所で語られていた
ルルーシュの「理念と覚悟」
これも忘れてはならない作中の大事なテーマかと。

「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!」に象徴される
≪非武装の一般人・弱者を虐げてはならない≫という理念。

≪力・権力を行使する者が同時に背負うべき罪や罰・・覚悟≫

上記の理念に基づいて、あえて異母きょうだいといえども、イレブン
に過剰な弾圧をしたクロヴィスやギアスにより暴走したユフィを
断罪してるし。
皇帝になった後も、他の皇族や非戦闘員はメイドというか、雑用係で。
基本的に軍籍にある者しか、「命懸けで戦え」というギアスはかけて
なかったように思ったし・・。

覚悟に関しては、昔のサムライ(支配階級)が持っていた矜持に近い
ものかな~と。

かつての武士は、支配階級なればこそ、力・権力の象徴として帯刀が
許されていました。
ただ、それは常に両刃の剣で、何か重大な過ちを犯した場合は、直ちに
自らを処断=切腹して果てるという自戒の意味もあったと思います。

やはり、何らかの権力や力を行使する以上は、それなりの覚悟が必要で
あり、その覚悟のない者は元よりそういう立場に立つべきじゃないって
ことを言いたかったのではないかなと思いました。

一般人から政治家に至るまで、どこまでも重たいものを背負う覚悟なく
しては、軽々しく力(武器・権力)を扱ったり、事を起こすものじゃ
ない!とか、たぶん、そういうことを訴えたかったんじゃないかなって
思いますね。

ルルーシュを容赦なく襲った慟哭、悲劇の数々~自分を許容してくれた
人の無惨な死や愛する者との決別など~は全部そういうのを語っていた
んではないかと。


皇帝になったルルの服は、武士が切腹する際の死に装束を思わせる白で、
対するスザクは喪服のような黒。
スザクの黒服には、命ある限り、ユフィを初め、自分が死なせた者を弔う
意味合いがあるのだろうし。


そういえば、本当に近年、比較的若い世代による無差別殺傷事件等が
増えているような気がする中で、このような流血に始まり、流血で終わる
過激で毒のある作品をよく作れたものだな~と思っていたんですけど。

ルルーシュの反逆は、正しいとは言い難い部分もあったけれども、理念と
覚悟は最後まで一貫していて立派だったし、良くも悪くも若い人達に
対して、ひとつの象徴というか、見本にはなったと思う。
おそらく、スタッフもそれを狙っていたのかな?


作中では、奇しくもナナリーにサプライズ的な形で、ルルの真意が伝わり、
彼女が為政者として、その意思を率先して引き継ぐ形になりました。

同時に、多くの視聴者にも彼の理念や覚悟が受け継がれ、現実社会に少し
でもプラスに反映されていったなら・・こういう難しい作品にあえて
挑んだスタッフの苦労も報われるんじゃないかと思いますね。


【追記】
正直いって、基本的にキャラ萌えの人間には、かなりキツすぎて‥。(;;)
最初はなんでここまで惨い展開にする必要があるのかな~と思っていた
けれど。
いろいろ考えを巡らすうちに、ユフィやシャーリィの死にもそれなりに
意味はあったんだな・・と思い至るまでになりました。

最初は影が薄かったニーナにしろ、兵器を生み出す側の人間としての責任
や覚悟が問われてますしね。

いずれにせよ、毒にも薬にもならないどころか、視聴者の記憶に強烈な
印象を焼き付けるのに成功した作品だと思います。
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